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教育長の部屋(2015年5月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年5月22日更新

ツツジ

「新しいスタート」から2ヶ月

 4月、園、小・中学校、高校の入園・入学式が終わり、すでに2ヶ月が経過しようとしています。新しく始まる生活に心を躍らせ、そして一抹の不安も抱えながらのスタートから、すっかり園・学校生活にも慣れてきた時期だろうと思います。

 大人でさえ見られるのですが、新しい生活に慣れてきたこの時期になると、いわゆる「五月病」と言われる不適応行動、つまり、「学校に行きたくない」とか「勉強がイヤ」などという行動を示す子どもが時として現れます。昨日まではお父さん、お母さんが手を添えてくれていたのに、段々と「自分でしなさい!」と言われます。昨日までは一日中したいことをしても叱られなかったのに、次の日からは時間を区切られ、したいこともできなくなります。私たち大人は、「今日から1年生なんだから」という理屈を言いますが、子どもたちにとってはその理屈は理解できません。子どもにとっては、私たちが想像する以上に、この2ヶ月間は緊張と不安の中での生活だったと言えます。「徐々に」ということばがありますが、私たちは、早く結果を出したくて、ついつい子どもたちを駆り立ててしまいます。その結果として、中には「登校渋り」や「不登校」に陥ったりする例も少なくないのです。

 皆さんご存知のマザー・テレサさんは、「愛情の反対は憎しみではなく、無関心である」と言っています。「ほったらかし」ほど子どもにとってつらいことはありません。そうかといって、「手取り足取りしてやること」も、ただ単に「子どもの思う通りにさせること」も親の愛情とは言えないと思います。

 新入生に限ったことではなく、いつも「これもがんばれ!あれもがんばれ!」ではなく、今できていること、がんばっていることを「がんばってるね。」と認め・ほめることから始めてはいかがでしょう。

通学中の子ども達


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