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教育長の部屋(2016年3月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月11日更新

平成28年3月「教育長の部屋」

 

ひとつの「節目」として

 

今年度も残すところ、あとわずかとなりました。

中学校や高校では卒業式が終わり、3年生は新しい進路に向かってはばたいていきました。4中学校、いずれの卒業式も凛とした態度の卒業式が行なわれ、3年間の成長の跡を見ることができました。きっと小学校の卒業式も、りっぱに挙行されることと思います。小・中・高の卒業生、そして保護者の皆さま方に心からお祝いを申し上げます。卒業式

さて、本年度初めての取組として、社会教育課と学校教育課の企画により、市内全小学校4年生を対象にした「2分の1成人式」を提案しました。その中で、20歳の半分に当たる10歳を迎えた記念に、「10年後の自分にあてた手紙を書こう」という取組を行ないました。さらにその手紙は、今後10年間教育委員会で保管しておき、子どもたちが実際に20歳を迎える年の「国東市成人式」において、再びお返しをする計画です。

学校によっては、学年末PTAの授業参観の時に「2分の1成人式」が開催され、私も招待をされて手紙の受け取りに行ってきました。式では、子どもたちの得意技の発表、合唱や歌の発表、お父さんやお母さんへの感謝の手紙、呼びかけなどもあり、参観のおうちの方々の中には、涙を拭う姿も見受けられました。

親子のつながりが薄くなったと指摘される昨今ですが、こういう機会をとらえて、それぞれの愛情を確かめ合うことは大切な教育だと思います。お母さんにハグをされて、照れながら微笑んでいる子どもを見て、そう感じました。

この取組を通して、子どもたちに、10年後に自分の手紙と再会するという、ひとつの「夢」を与えることができたように感じたのですが、実は、私自身に「夢」ができたと思わされました。つまり、私もあと10年長生きをして、「国東市成人式」の会場の片隅で子どもたちに再会したいという「夢」です。ありがたいことです。

卒業式といい、「2分の1成人式」といい、子どもたちにとってひとつの「節目」です。さらに次の「節目」に向かって、たくましく、心やさしく育っていくことを祈らずにおれません。

この1年間、子どもたちや学校に対してご尽力いただきました保護者、地域の皆さま方に心から感謝とお礼を申し上げながら、今年度の「教育長の部屋」を閉じたいと思います。

ありがとうございました。


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