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市長コラム 第11号「法華八講」

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年11月26日更新

 私は、歴史的な出来事に立ち会わせて戴き、大変興奮しています。平成30年10月20日(土曜日)、宇佐神宮において天台宗の行事「法華八講(ほっけはっこう)」が執り行われたのです。

 この行事は、10年に一度行われる行事とのことですが、今年は「六郷満山開山1300年」の年に当たり、大変記念すべき行事となりました。

 「法華八講」とは、平安の昔、天台宗の開祖伝教大師(最澄)が唐への渡航の安全を祈って宇佐神宮へ参拝し、帰国後に感謝の意を表すために宇佐神宮を再訪し、宇佐神宮八幡大神に法華経を講じたことに由来するものです。

 この日も、宇佐神宮八幡大神のご神前において、第257世天台座主猊下が御親修され、10年ぶりに「法華八講」が開催されることになったのです。

 煌びやかな衣装に身を包んだ宮司さん、僧侶達も負けじと紫やきみどりの豪華絢爛たる衣を着飾り、厳粛な面持ちで神前に鎮座しています。

 献饌(けんせん)の後、宮司が祝詞を朗々と奏上、その後向かい合った僧侶達が、交互に何やら言い合って、それも歌を歌うような調子で何か問答をしているように見えます。しかし、内容はよく分かりませんでした。

 そして般若心経を全員で上げ、最後に宮司がまず玉串を奉奠(ほうてん)し、天台座主、同総務部長などの順に続きます。

 最後に、撤饌(てっせん)で儀式は終了しました。

 そして本殿の前で、宮司さん達と僧侶の皆さんが集合写真をとりました。赤い八幡造の建物の前で色とりどりの衣で写真を撮るのを見ていると、正に宇佐神宮が「神仏習合」の発祥の地であることが分かります。

 こうして、秋晴れの良き日に歴史的な「法華八講」が行われたのです。

国東市長 三河 明史


(献饌) 神前に食物を備えること
(奉奠) つつしんで神仏にそなえること
(撤饌) 神仏の供え物をさげること     (以上 小学館 新選国語辞典より)

 


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