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「文殊耶馬」が国指定名勝に指定されます!!

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年6月15日更新

 平成30年6月15日(金)に国の文化審議会は、「文殊耶馬」(文殊仙寺とその周辺の風致景観)について、国の名勝にふさわしいものであると認めました。今年の秋には国の名勝として指定される予定です。大分県では5例目となります。

 紙本著色文殊仙寺境内図 文殊耶馬と原生林

 

文殊耶馬とは?

 文殊耶馬とは、文殊仙寺周辺に広がる岩山やウラジロガシを中心とする自然林などがおりなす、優れた風景を指します。文殊耶馬の特徴としては、江戸時代に描かれた「紙本著色文殊仙寺境内図」が今に伝えられていることです。この絵図には文殊耶馬の範囲がもれなく描かれています。絵図に年代の記載はありませんが、宝永3年(1706)ないし同4年(1707)と推測されています。(『名勝に関する特定の調査研究事業報告書(大分県の名勝に関する特定の調査研究事業)』文化庁文化財部記念物課発行より)
この素晴らしい景観を一枚の絵に収めようとしていた江戸時代の目にも、この景観が絶景として感じられていたことでしょう。300年の時を経た今、「わが国のすぐれた国土美」として認められました。

絵図と耶馬
※絵図と文殊耶馬の比定写真は一部を抜粋したものです。

紙本著色文殊仙寺境内図と文殊耶馬 [PDFファイル/334KB]

文殊耶馬と三浦梅園

 江戸時代中期の哲学者で、帆足万里、広瀬淡窓とともに豊後三賢に数えられる三浦梅園は、文殊耶馬の景勝(優れた景色)に「峨嵋三十四境」を以下のように定め、その景勝を称えたといいます。
 峨嵋山十四境
 獅子窟、甘露門、指月亭、華鯨楼、小角祠、龍王祠、仙人掌、天女洞、十里嶂、濯花渓、聴猿巌、霊鷲巌、小門山、玉女島

 また、明治37年(1904)に作成された『大分懸社寺名勝圖録』の「峨眉山文殊仙寺境内圖」にも十四境の名称が掲載され、近代名勝のさきがけとなりました。

 

文殊仙寺境内之圖

十四鏡と文殊仙寺境内之圖 [PDFファイル/960KB]

文殊耶馬(イメージ)

文殊耶馬に含まれるお堂や岩山の風景

文殊仙寺と文殊岩 塀岩

清滝観音堂 二王

十王 達磨岩

秋(紅葉)の風景

文殊仙寺と文殊岩(秋) 塀岩(秋)

その他

今回、大分県豊後高田市の「中山仙境」も同時に国指定名勝に答申されました。
詳しくは下記URLをクリックして下さい。

http://www.city.bungotakada.oita.jp/page/page_04237.html

 

 


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