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馬場地区の文化財

ページID:0041180 印刷ページ表示 更新日:2023年6月1日更新

shi

馬場

市指定

No.

区分

細区分

名称

所在地

所有者

指定年月日

01

史跡

ネギテ穴観音

安岐町馬場

下馬場区共有

昭和55年10月3日

02

有形

美術工芸

大儀寺木造十一面観音菩薩立像

安岐町馬場

大儀寺

平成13年7月16日

市内文化財インデックス

 

 ネギテ穴観音

 

馬場中村の八坂社境内にあり、高さ5mほどの東面するもろい左岸の崖をくり抜いて2室を作り、その内壁に8体の仏像を陽刻している。摩滅が著しく仏の種類は判別しがたくなっている。奥行3.3m、幅2.1m、高さ2m弱の玄室には正面右側の壁面に高さ1mほどの1体、左側に光背を負った1.1mの1体、その中間に幅0.6m、高さ1mが後室の入り口にあたり、上部の壁には「仏徳」の2文字を刻んでいる。後室は奥行2.3m、幅2.1m、天井は1m弱、正面に5像がある。中央3体は阿弥陀3尊とみられ、その左右に全身光背めいた外像の中に座像1体づつ、さらに左壁にも1体刻む。石室内の仏像が造られた時期は15〜16世紀頃と推測される。

 大儀寺木造十一面観音菩薩立像

 

檜材を用いた寄木造り
室町時代後半期(15〜16世紀)
願主として名を残す「右近太夫源親諸」は木付氏第14代木付親諸である。
『木付氏系図』

(本像の胎内)
以謹奉建立悲観世音菩薩之事
右之意心中諸願皆令満足
急々如律令干特天十 丑 幸
十二月二日左近太夫源諸 敬白

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