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ベストシーズンに行きたい!国東の四季を彩る絶景スポット

印刷ページ表示 更新日:2022年9月1日更新

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国東市ののどかな里山の中にある花スポットや新緑・紅葉の名所をピックアップ。春の梅や桜から、錦秋に染まる古刹まで、豊かな四季を感じる絶景スポットをご紹介します。

梅園の里│梅の香りが春を告げる

梅1

梅2梅3

写真:見頃は2月下旬~3月上旬。紅梅から白梅まで多様な梅が見られる

 

江戸時代の哲学者・三浦梅園の生誕地である国東市安岐町。この町の山間部にある宿泊施設「梅園の里」では、2月下旬ごろから11種類約280本の梅が見頃を迎えます。シーズン中は、辺り一面が梅の甘い香りに包まれます。観梅の前後には、梅園の里内の食事処「梅の庵」でランチを楽しんだり、両子山から湧く名水・走水を沸かした、ミネラルたっぷりの湯が満ちる大浴場「うめの湯」で湯浴みするのもおすすめです。例年、開花時期には「梅園の里 梅まつり」も行われ、多くの人で賑わいます。

 

スポット名 梅園の里(ばいえんのさと)
電話 0978-64-6300
住所 国東市安岐町富清2244
交通 大分空港から車で約25分
料金 観賞無料、うめの湯入浴420円
時間 見学自由、梅の庵11時30分~14時、うめの湯11~21時
定休日 見学自由、梅園の里は火曜
駐車場 80台
URL http://www.baien-no-sato.ks-rondo.net/

西方寺地区のミツマタ群生地│地域の人々が大切に守る群生地

ミツマタ1

ミツマタ2

​写真:見頃は3月中旬。その名のとおり、三つ又に分かれた枝先に可憐な黄色い花を咲かせる

 

国見町西方寺(さいほうじ)地区には5カ所のミツマタ群生地があり、新たな観光スポットとして注目を集めています。ミツマタはもともとこの地区に自生していましたが、十数年前に林道が通ったことで日当たりがよくなり、大きく広がって群生地になりました。ミツマタ群生地を地域の宝にしようと2012年には西方寺ミツマタ保存会も発足。毎年100本以上のミツマタを植樹しているほか、ミツマタを使った紙漉き体験会などを催しています。「花が咲くととてもよい香りが漂います。ぜひ遊びに来てください」と保存会会長の糸永さん。開花期間中は「西方寺ミツマタ祭」も行われます。

スポット名 西方寺地区
住所 国東市国見町西方寺
交通 大分空港から車で約55分
駐車場 第5群生地近くに20台

安岐ダムいこいの広場│ピンク色に染まる広場で春を満喫

桜1

桜2

写真:見頃は3月下旬~4月上旬。開花状況に合わせて夜にはライトアップも

 

安岐ダム周辺は公園として整備されており、安岐ダムを囲むように約3000本のソメイヨシノが植栽されています。桜が満開の時期になると、ダムにも桜色が映り、辺り一面がピンク一色に!開花期間中はライトアップも行われ、夜桜も楽しめます。今では大分県屈指の桜の名所として知られ、例年4月上旬ごろに開催される「安岐ダム桜まつり」には多くの人が訪れます。

 

スポット名 安岐ダムいこいの広場(あきだむいこいのひろば)
住所 国東市安岐町矢川
交通 大分空港から車で約20分
駐車場 100台

両子寺│新緑と紅葉の時期にぜひ参拝を

新緑

紅葉

写真:新緑の見頃は5~6月、紅葉は11月中旬~12月上旬。シーズン中は多くの参拝者が訪れる

 

両子山の中腹にある両子寺は、「森林浴の森日本100選」に選出されるほど自然豊かな環境にあります。新緑の季節は、境内一帯がみずみずしい空気に包まれ木漏れ日もキラキラ!春は桜やツツジ、シャクナゲが、夏は奥の院付近で山野草・イワタバコが花を咲かせます。また大分県屈指の紅葉の名所としても有名です。両子寺の寺田法嗣は、この自然を後世につなげる活動「両子の森プロジェクト」を主宰。活動は10年以上続いており、植樹や下草刈りなどの作業を通じて子どもたちが自然体験できる場となっているほか、地域住民や移住者、都市部からの参加者などさまざまな人の交流の場ともなっています。

スポット名 両子寺(ふたごじ)
電話 0978-65-0253
住所 国東市安岐町両子1548
交通 大分空港から車で約25分
拝観料 300円
時間 8時30分~16時30分、講堂、奥の院は16時まで
駐車場 60台
URL http://www.futagoji.jp/

密乗院の棚田│古きよき日本の原風景が広がる

9月下旬~10月上旬の景色

写真:見頃は9月下旬~10月上旬。黄金色の稲穂が風に揺れる様は圧巻

 

安岐町山浦の密乗院(みつじょういん)地区の斜面に造られた馬蹄形のゆるやかな棚田。細い山道を抜けた先に現れることから、「天空の棚田」といわれています。米の生産はもちろんのこと、この風景を保つために石積みの保全を行ったり、棚田で収穫された米のPR活動を行うなど、地域の人々が連携して、棚田の機能や美しい景観を後世へ継承すべく活動しています。そんな取り組みが認められ、2022年2月には、農林水産省が創設した「つなぐ棚田遺産」にも選ばれました。

スポット名 密乗院の棚田
住所 国東市安岐町山浦
交通 大分空港から車で約14分
時間 散策自由。私有地につき配慮して見学を
駐車場 なし

旧千燈寺跡│散り紅葉が足元を埋め尽くす

旧千燈寺1

旧千燈寺2

写真:紅葉の見頃は11月下旬~12月中旬。4月下旬~5月中旬の新緑の頃も美しい

 

六郷満山を開基した仁聞菩薩(にんもんぼさつ)が、六郷満山の中で最初に創建した寺院で、入寂の地とも伝わる旧千燈寺。中心となる護摩堂跡には、板状の大きな一枚岩に「半肉彫り」で彫られた、全国的にも珍しいとされる一対の仁王像が立っています。旧千燈寺跡は現在「六郷満山ふれあい森林公園」として整備されており、秋にはモミジやカエデ、イチョウなどが色づきます。紅葉も後半になると、石の階段や敷地一面に落葉し、その風景はまるで色とりどりの絨毯のようです。

スポット名 旧千燈寺跡(きゅうせんとうじあと)
住所 国東市国見町千灯
交通 大分空港から車で約50分
駐車場 20台

 

国東市にはほかにも季節のおでかけスポットがたくさんあります。心がホッと和む、国東市ならではの美しい風景を訪ねてみませんか?

 

※掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、おでかけの際は事前にご確認ください。