ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 国東市教育委員会 > 教育委員会 > 教育長の部屋 > 教育長の部屋(2019年11月)

本文

教育長の部屋(2019年11月)

印刷ページ表示 更新日:2019年11月8日更新

「スポーツ、そして学びの秋」

 10月は「一生に一度が大分に!」のキャッチフレーズのもと、大分で「ラグビーワールドカップ」が開催されました。大分では計5試合が組まれ、多くの外国人を含む観客でドームが沸きました。その中のひとつ、ニュージーランドチームは試合前に民族舞踊「ハカ」を披露することでも有名で、大分でもカナダ戦の前に見せてくれたことも、多くの県民の記憶に残りました。
 そしてすでにご案内のように、今月2日の決勝戦は南アフリカとイングランドが闘い、大方の予想に反して?、南アフリカが勝利しました。日本チームはというと、こちらも予想に反して?、ベスト8に入ったことは私たちに勇気と希望を与えてくれました。
 ラグビーに限らずこの秋は、来年の東京オリンピック・パラリンピックの前哨戦として、各種のスポーツの世界大会が開催され、私たちも一喜一憂したものです。子どもたちも様々なスポーツにふれることによって興味を持ち、「自分もやってみたい」という意欲につながればと期待をしているところです。そういう意味でも、来年の”本番”がいよいよ楽しみになってきました。
 また、華々しいスポーツと違って、文化・芸術、芸能、教育等はどちらかというと地味な領域ですが、こちらも子どもたちの健やかな育成のためには欠かすことができません。
 さて、11月1日は、「おおいた教育の日」でした。「県民の教育に対する関心と理解を深め、学校・家庭・地域が相互に協力して子どもたちを育てる」という趣旨で、県内各市町村で輪番に開催されます。15回目となる今年度は、1日に玖珠町で開催されました。
 今年度のテーマは「継続は力なり」。記念講演は玖珠町の「久留島武彦記念館」の金成妍(キムソンヨン)館長による「無限の可能性はすぐそこに」と題した講演でした。
 ご存知のように、久留島武彦は玖珠町出身の童話作家であり、「日本のアンデルセン」と呼ばれ、明治・大正・昭和の三代にわたって、人が人として共に生きていく上で必要な教えとして、「信じ合うこと」「助け合うこと」「違いを認め合うこと」の3つを念頭に、物語を書いたり口演童話をしたりした教育者です。さらには、初めて知ったのですが、彼は日本ボーイスカウトの基盤作りに尽したパイオニアでもあるとのことでした。
 金館長は、久留島武彦研究の第一人者で、韓国に帰国する予定だったところを、久留島武彦を日本国中に広めるために玖珠町に移り住んだそうです。柿の写真
 館長は、「『継続は力なり』ということばは久留島武彦の名言と言われているが、異論もある。大事なことは、誰が明言を作ったかではなく、その人がどれだけ『継続して仕事を成したか』だと思う。1年間のほとんどを全国の子どもたちに童話の口演活動に捧げ続けた久留島武彦こそ、『継続の人』である。」と話しました。
 さて、今年も残り1ケ月余りとなりました。今年1年間の教育委員会や学校に対するご支援・ご協力に心から感謝を申し上げます。どうぞ良き年末・年始をお迎えください!