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教育長の部屋(2019年1月)

印刷ページ表示 更新日:2019年1月1日更新

 「謹賀新年」

 明けまして おめでとうございます。
 新しい年、そして「平成最後の年」を迎えました。
 本年も皆さん方にとりまして幸せな1年となりますようお祈り申し上げます。

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 さて、今年は「亥年」です。
 主人公のイノシシは、近年は作物をはじめ、人間にも襲いかかる暴れん坊であり、嫌われ者になっています。また、「猪突猛進」ということばもありますが、これも、「イノシシのように後先を考えずに突き進むこと。向こう見ずに物事をすること。」の意味であり、決していい意味では使われません。彼らにとっては「受難の年」になるかもしれません。
 ところで昨年末の「流行語大賞」は「そだねー」が、「漢字一字」には「災」が選ばれました。「災」は、昨年全国各地での自然災害が多発したことから選ばれたようで、今年こそは「災い転じて福」となることを期待したいと思います。
 逆に「そだねー」は明るいイメージのことばで、私たちの気もちも何となく明るくなりました。そして、「大賞」こそ逃しましたが、日出町の尾畠さんの「スーパーボランティア」がベスト10に入ったことは、大分県人としてとてもほこらしいことでした。

 こうして考えてみますと、ことばひとつにしても私たちの気もちに与える影響は小さくありません。おとなの世界でも、昨年もパワハラ発言によって苦しんだり自死を選んだりした人がいたことが度々報じられました。子どもの世界ならなおさらです。友だちのひと言で苦しんだり、ひいては不登校や自殺に追い込まれたりした事例も少なくありません。
 周りの人のことばが荒ければ、その子はその荒いことばをやがて自らの口から発することになります。したがって、子どもたちの周囲の人間、保護者や先輩、同級生などがどんなことば遣いをしているかによって、その子のことば遣いは大きく左右されることになります。まさに「周囲が変われば子どもが変わる」ということです。
 もちろん、ことば遣いだけではありません。あいさつをはじめとした基本的生活習慣も、周りのおとながどうしているかを観ることによって子どもたちは学んでいるのです。

 そういう意味で、今年の「流行語大賞」や「漢字一字」がプラスイメージのことばになりますように祈りたいと思います。そして子どもたちが安心して楽しい学校生活が送れるように、学校、保護者、地域、行政、手を結んで努力していきたいと思います。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。