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平成29年度「大分県教育奨励賞」を国東市の3団体、1個人が受賞し、8月24日(木曜日)に県庁で表彰式が行われました。
受賞された皆さんは以下のとおりです。
平成22年度から、子どもの学力向上と地域教育力の再生をめざし、放課後や休日、長期休業中等に、国語・算数の基礎・基本の定着を図る補充的な学習サポートを実施しています。参加児童に対して、習熟の程度に応じたきめ細やかな指導が行われているだけでなく、100マス計算や百人一首などの言語活動も取り入れ、児童の学習意欲も向上するように内容を充実させています。近年は半数近くの児童が参加しています。
平成18年度から、児童の読書活動の推進をめざし、毎月2回、朝の活動の時間帯に全学年・全クラスに読み聞かせを実施しています。読み聞かせのスキルも高く、抑揚や心情を込めた読み聞かせであり、児童は集中して本の世界にのめり込んで聞いています。児童の読書活動の意欲の向上につながっています。
平成20年度から、元教員のメンバーで構成される学習サポーターが、学習の基礎基本の定着と学力向上をめざした取組を行っています。水曜日の放課後と月1回の土曜日の午前中に学習の支援を行っています。児童に対する指導や支援は一人ひとりにきめ細やかで的確であり、言葉かけや励ましにより、児童の学習意欲が増し、学力定着に結びついています。
8年間にわたり、国東市立小原小学校の児童に、籾蒔き・田植え・草取り・稲刈り・脱穀・精米までの米づくりの一連の作業や、働くことの大切さ・生命の不思議等について指導に尽力されています。
実際の作業では、下準備を十分にし、道具資材等を提供して、献身的に児童の教育に力を注いでいます。児童らに温かい眼差しで接しており、「米づくりの先生」として慕われています。
読み聞かせや学びの教室での学習の風景
県庁での表彰式