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市長コラム 第24号「海の嘆き」

印刷ページ表示 更新日:2019年8月21日更新

 7月11日、今朝の富来羽田海岸は、ひどい状況でした。雨模様で少し風があり、強い波が打ち寄せていました。ドドー、ドドーと日本の南海上に台風がいる時のような波が打ち寄せては引いていました。そして波打ち際から10メートルほどの砂浜にはおびただしいゴミの帯がはるか向こうの港まで続いています。ワカメやヒジキの切れ端は良いとしても、ペットボトル、空き瓶、履き物の片われ、漁具の一部と思われるプラスチックの管、ビニール袋の切れ端、流木など、ありとあらゆるゴミが打ち寄せられています。そして今朝は、今まで見たことも無い、一人では抱えきれない程の大きな雪だるまの様な発泡スチロールの塊が、数個も転がっていたのです。

 何という有様なのでしょうか。これらのゴミは、海中に漂っていたものが満ち潮に乗って砂浜の上まで来て、引き潮に置き去りにされたのでしょう。そして、そのゴミの帯の海側は20センチから30センチ程も砂が削られ段差がついているのです。

 何時も美しい羽田海岸も、今朝は惨憺(さんたん)たる有様でした。先の国の発表では、対策としてコンビニなどのレジのビニール袋を今年度中に有料にする、とのことですが、中途半端な生ぬるい対策ですね。そんなことでは間に合わないところまで来ています。早急に使用を中止し、土に戻る材料に変えていかねばりません。そうしなければ、海は本当にプラスチックの海になってしまうでしょう。

                                                                         国東市長 三河 明史