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市長コラム 第35号「ああ、春なのに」

印刷ページ表示 更新日:2020年4月15日更新

 春、卯月五日。我が家の庭のコブシも、花は既に散り、その後に柔らかな葉が、広がり始めました。富来川の方をみれば、小麦畑が濃い緑に染まり、その隣の田んぼはレンゲの花でピンク一色になっています。桜も満開の花を咲かせています。空はあくまで青く澄み渡り、素晴らしい春の天気です。
 ああ、それなのに、このやるせない気持ちを如何にせん。これもすべてあの禍々しいウイルスのせいです。人類にとって未知のウイルスですが、これほどまでに世界に広がるとは。しかも効果的な薬やワクチンが出来るまでは、このウイルスにかからない様にすることが唯一の対策とは、何ということでしょうか。
 これだけ医学や科学が進歩し、人類にとって克服できないものはない、とばかり思っていたのは、人間の単なる思い上がりでしたね。
 近年のサーズ(SARS)や新型インフルエンザの出現は、人類への警告であったのかもしれません。それに真面目に向き合って来なかった結果なのでしょう。
 今は、経済を含め、世界に大きな傷跡を残すであろうこのウイルスの早期の沈静化を祈るばかりです。

国東市長 三河 明史