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市長コラム第41号「紅葉の中を」

印刷ページ表示 更新日:2020年11月17日更新

別府からやまなみハイウェイを西に向かい、鶴見ロープウエイを過ぎて、暫くして右折し、猪瀬戸エコーラインに乗り入れると、そこは黄色や赤、茶色や白など色とりどりに彩られた広葉樹のトンネルである。暫く行くと右に登れば由布山、左に登れば鶴見山の登山口がある。そこに車を止め、身支度を整える。友人3人との久し振りの登山である。
猪瀬戸登山口から南平台、馬の背、鶴見山頂、火売神社コースは、若いときに計画し、結局実行できなかったコースである。
71才になりその計画を思い出し、実行することにした。4人の平均年齢は、71才。よく年をとったものである。
猪瀬戸は、由布山と鶴見山に挟まれた狭い平地で湿原でもあり、広葉樹の林が広がっている。その広葉樹の林は、色とりどりの紅葉で覆われ、四割くらいは、既に落葉し、登山道や周辺にカラフルな絨毯のように敷き詰められている。その落ち葉の所々には、岩に張り付いた緑色の岩苔が顔をのぞかせ、そのコントラストが実に美しい。残りの六割は、昨夜からの雨に濡れ、薄い雨雲の間からさす陽光にキラキラと輝いている。
中腹から上は、ほとんど落葉し、中腹から下は、時折の風にハラハラと舞い落ち、今年の紅葉の季節は、そろそろ終わりの時を迎えている。
鶴見山頂からは、別府市外も由布山も雲で見え無かったけれども、美しい紅葉と湧き流れる雲と変化する光に充実した満足の山行でした。

国東市長 三河 明史