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市長コラム第48号「みどりの風」

印刷ページ表示 更新日:2021年5月19日更新

♪みどりの風におくれ毛がやさしくゆれた恋の夜~♪(※)とは、昭和の歌謡曲の一節ですが、日本の四月五月の季節は本当に気持ちよいですね。「みどりの風」とは、どんな風なのでしょうか。とても面白い表現だと思うのですが、このような表現を考えた人はすごいですね。私は、この季節の涼やかな薫風を想像するのですが、本当はどうなのでしょうか。
「みどりの黒髪」なる表現もありますが、「みどり」の「黒」髪とはどんな色の髪の毛かい?と聞きたくなります。でも、私達日本人は、これを聞いた時、何となく感じて分かるのではないでしょうか。しかし、英語など外国語ではこれをどのように訳すのでしょうか。日本語の表現は、とても繊細で微妙で、外国語ではこの独特な感覚までは表現できないような気がします。
このところ晴天が続き、空は晴れて、山々は柔らかな若葉に萌えて、田んぼにはレンゲソウの可憐な花がピンクの絨毯のように敷き詰められ、ツバメやヒバリが賑やかにさえずっています。
一年で最も気持ちの良い爽やかな季節ですが、くせ者は一日の寒暖の差です。日中は、汗ばむほど暖かく、でも木陰や朝夜は、震え上がるほど気温が下がります。時には朝方、霜が降りるほど冷え込む時もあります。
晴天下、汗を流しながら草刈りなどして、ついそのままでいると覿面(てきめん)に風邪を引いたりする油断のならない季節でもあります。亡くなる方も4月、5月と9月など気候の変わり目に多いのも体調の管理が本当に難しい季節だからと思います。
コロナ禍においては、うかつに風邪も引けません。喉が痛いとか鼻水が出るとか軽い咳をするだけで、周囲の人達から胡乱(うろん)な目で見られてしまいます。
私などは、帰宅すると、うがい、手洗い、鼻洗浄をして、とにかく風邪の症状を呼び込まないように細心の注意を払っています。
ああ、早く気兼ねなく「みどりの風」の中を山歩きでもしてみたいものです。心底、コロナの早期収束を願っています。

※ 霧島昇「三百六十五夜」作詞:西条八十、作曲:古賀政男

国東市長 三河 明史