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市長コラム第50号「中秋の名月」

印刷ページ表示 更新日:2021年10月1日更新

夜半、カーテンの隙間から明るい月の光が部屋の中にそっと忍び込んできます。丸く明るい月が中天に輝き、昼間のように辺りを照らしています。
こんな秋の夜は、空気が澄んで遠くの街の家々や海までがすぐ近くに見えます。朝や夜は肌寒いほど冷えてきました。本当に秋が来たのですねえ。今年は、秋は永久に来ないものと思っていました。
それほど今年の夏は暑かった。35度どころか、地区によっては、40度近いところもありました。北海道でも35度を超えるところが続出しました。お盆までは、雨が降らず、ため池の水も危険水域まで減り、川の水も干上がる寸前のところまで行きました。今年は、干害が出るのでは無いかと本当に心配しました。気温も下がらず、本当にあの暑さが永遠に続くのではないかと思えるような夏でした。
それが、お盆過ぎに台風9号が列島を通過し、かなりの雨が降り、「恵みの雨だ」と皆一安心したのもつかの間、今度は毎日雨、雨、雨の日が続き、各地に土砂災害が頻発するという全く異常というか、何とも言いようのない天候の夏でした。
しかし、季節は巡るものですね。長雨がやみ、朝夕が少しずつ過ごしやすくなると、徐々に秋の気配が漂い始めました。
十五夜の満月を久し振りに、外に出て妻と眺めました。月に兎がいると誰が言ったのでしょうか。あの月にアームストロングが、降り立ったのはもう50年以上も昔のことです。そして今は、民間の宇宙船が飛び立つ時代になったのです。
宇宙は果てしなく大きく、気が遠くなるほど奥深いのです。

国東市長 三河 明史