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令和5年度大分県常備消防相互応援協定合同訓練に参加しました

ページID:0043915 印刷ページ表示 更新日:2024年1月5日更新

令和5年12月11日(月曜日)、由布市狭間町にある大分県消防学校で行われた「令和5年度大分県常備消防相互応援協定合同訓練」に国東市消防本部から救助隊5名が参加しました。この訓練は、大分県内の広域応援制度にかかる消防活動を迅速かつ的確に実施することを目的としています。
本年度は、「大分県中部を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生したことにより、大分市内で甚大な被害が発生。消防力が劣勢となり、大分市消防局長が県内の消防本部に広域応援を要請した。」という想定で県下14消防本部から82名、災害医療チーム大分DMAT(ディーマット)から11名が参加し訓練を実施しました。

訓練会場の様子

指揮本部を設置し運用している画像
災害現場指揮本部に応援消防本部から指揮支援隊が入り、指揮の補助や続々と駆け付ける部隊の統制を行います。

隊長が隊員に活動内容を指示している画像   事故車両から要救助者を救出している画像
任務を付与された部隊は各現場で救出活動を行います。

救助現場の後方で医師と看護師が待機している画像
救出が難航する現場では、医師や看護師と連携しながら救出活動を行うことがあります。

傷病者に対してトリアージを行っている画像
多数のケガ人等が発生する災害現場ではトリアージを行い、重症度や緊急度等に基づいて優先度を決定し、搬送や治療を行います。

訓練を通じて

大規模災害を想定し、

  1. 状況変化に応じた部隊統制
  2. 人員・資機材が十分ではない状況下での臨機応変な対応
  3. 災害の状況変化に伴う適切な意思決定及び任務伝達
  4. 活動隊間のコミュニケーション

を主眼とした訓練でした。安全管理面や救出方法等、他の機関から学ぶことも多く、実りある訓練となりました。訓練成果を職員間で共有し、災害現場で活かせるよう、引き続き研鑽を積んでまいります。