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火災総合訓練を実施しました
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更新日:2022年1月6日更新
消火活動の技術向上と指揮命令系統の強化を目的とした火災総合訓練を令和3年12月14日に国東市消防本部本署にて実施しました。
訓練の様子
訓練の説明
始めに消防係の宮園司令補が訓練の説明を行いました。
想定訓練は、活動隊には事前に内容を伝えないブラインド型訓練としました。
想定訓練を3回行い、1回目と2回目は耐火建物火災、3回目は野焼き中に母屋と近隣の建物へと延焼した火災とし、すべての想定で逃げ遅れ有りとしました。
火災の判断、消火戦術の考案
活動隊は指令書(紙ベース)を見てどのような火災かを判断し、消火戦術を考案します。
救出の様子
「介添え救出」「応急梯子」と呼ばれる三連梯子を使った救出方法で2階に取り残された要救助者を素早く救出しました。
屋内検索の様子
訓練終了後
訓練終了後は各小隊毎に反省点、改善点を話し合いました。
近年、住宅構造は従来の日本家屋と違い高密度、高断熱化が主流となっているため豊富な知識と高度な消火技術が必要となっています。
今回の訓練を通じ有効な消火戦術と屋内進入の危険性、また指揮命令系統の強化を再確認することができ、消防活動能力の向上に繋げることができました。