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令和3年度 消防・警察合同訓練を実施しました
令和3年8月26日、国東町小原のベイグランド国東グラウンドにて土砂災害を想定した消防、警察合同訓練を実施しました。
この訓練は近年全国的に多発している記録的大雨や土砂災害によって市内の家屋が倒壊したとの想定で実施し、消防と警察との連携強化、また初の試みとして「災害時における消防活動に関する協定」による大分県建設業協会国東支部から廣瀬建設様に参加していただき重機を使用した土砂の排除活動など、自然災害における迅速な人命救助技術の習熟を目的に実施しました。
訓練の様子
木材と鉄管パイプを使用し、土砂によって倒壊した家屋を再現しています。
家屋の中に置いた人形を取り残された要救助者と見立て、家屋からの救出活動をおこないます。
訓練開始の様子
消防、警察で災害情報を共有し救出活動について協議しています。
倒壊した家屋から要救助者を救出するためスコップを使用して土砂を排除している様子です。
現場指揮本部の様子
人力による土砂の撤去は時間を要すため、協定先の廣瀬建設様に参入してもらい土砂の撤去を依頼しています。
重機を使用し土砂を排除している様子です。
要救助者の位置を救助隊が把握し重機のオペレーターに土砂の排除箇所を指示しています。
重機によって土砂が排除され、消防と警察が協力し家屋から要救助者を救出している様子です。
閉会式の様子
消防署長へ訓練終了報告をおこない、消防署長、国東警察署長より講評をいただきました。
今回の訓練を通じ消防と警察の連携と災害時における建設業協会国東支部との協定の有効性などを再認識できた訓練になりました。