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教育長の部屋(2023年5月)

ページID:0041080 印刷ページ表示 更新日:2023年5月8日更新

夢の実現に向けて

大型連休中の5月5日(子どもの日)は、各地域で子どもたちのためのイベントを開催しています。今年は、各地で、コロナウイルス感染症で制限のかかった3年間と違って、その前の状況に近づいた行事を企画、実施していました。
人間の適用能力は強いとつくづく感じてしまいます。日本だけではなく、世界各地で歴史をさかのぼってその時代にあった大きな災害も、時間をかけて元の状態以上に復元(再生)してきています。人間の力とは、その時々において壮大な力をだしていくものだと改めて感じました。

各学校では、新入生が入学し、新たな気持ちで令和5年度をスタートしました。緊張感と期待感をもってこの1年間を取り組んでいってください。そして、その時に、進む方向が同じなのか、それとも違うのかでは、ベクトルの強さも大きく変化してしまいます。学校全体で示した方針にそって、皆さんが一丸となり、「One for All All for One」での精神で前に進んでいくことが大切です。

子どもたちも日々成長をしています。学年が一つ上にあがり上級生としての自覚が芽生えてきています。特に小中学校、義務教育学校の最上級生となれば、学校で学んだことなどいろいろな事柄が経験として備わっています。ちょっと視点を変えて子どもたちをよく見てください。昨年より成長している姿が見えるはずです。
子どもたちの可能性は無限にあります。10人いれば10人の個性があり、100人いれば100人の個性があります。子どもたち一人一人が持っている「個の可能性」が、「集団の可能性」としてまとまりとなり前進していけば、大きな可能性として「子どもたちの夢の実現」にむかって羽ばたいていきます。そうすれば、子どもたちや先生方や地域の人たちも含めて、学校全体が大きく成長していきます。

私たちは、子どもたちの「未来の夢」を実現するために、大きな使命を果たす責務があります。子どもたちの成長は、学校、保護者、地域の人たちなど多くの人々が関わり合っていますが、その中で大きな役割を私たちは担っています。

教職員の皆さんが大きな希望と夢を持ち続け、包み込むような愛情をもって、無限の可能性を秘めた子どもたちを、生き生きと喜びと希望を持ち、健やかに育つよう教育活動に邁進することを期待しています。行入ダムのこいのぼり