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狭間地区の文化財
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更新日:2023年6月1日更新
狭間 |
市指定 |
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NO. |
区分 |
細区分 |
名称 |
所在地 |
所有者 |
指定年月日 |
01 |
有形 |
建造物 |
武蔵町狭間 |
光福寺 |
昭和54年7月1日 |
国東塔
金剛山報恩寺の末寺である光福寺境内の大岩の上に国東塔が1基立っている。この塔は基礎が2重で第2重目は表面を2区に分けられているが格狭間は刻まれていない。台座は基礎と同1石から依り、反花のみで薄い。
塔身は中央部に多少のふくらみを持つ円筒形で表前に「先祖碑」という文字を刻む。笠は軒口2重の照屋根で全体的にゆるく反っており、その1部を欠く。
路盤は笠と同1石からなり、各面は基礎同様2区に分けられているのみである。路盤の上には請花と火焔宝珠がおかれている。
製作年代は安土、桃山時代頃と推定する。総高は151cmで石材は角閃石安山岩を使用している。