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川原地区の文化財

ページID:0041129 印刷ページ表示 更新日:2023年7月1日更新

kenshi

川原

県指定

No.

区分

細区分

名称

所在地

所有者

指定年月日

01

有形

建造物

川原板碑(2)

国東町川原

個人

昭和34年3月20日

川原

市指定

No.

区分

細区分

名称

所在地

所有者

指定年月日

01

史跡

横穴古墳群

国東町川原

個人

昭和46年3月31日

02

有形

美術工芸

石造仁王像

国東町川原

川原区

昭和55年6月1日

03

史跡

川原桜本宮境内一帯

国東町川原

川原区

昭和55年6月1日

市内文化財インデックス

 

 川原板碑(2)

 

川原 総高177cm、 120cm。石材はともに角閃安山岩。2基相並び、刻銘によって向かって右は亡母の3回忌供養に文保3年(1319)建立、同左は亡父一周忌追善のため、元応2年(1320)の建立とわかる。碑身の種子は右の碑がマン(文殊)、左の碑がカン(不動)で文殊信仰の程が伺える。碑石の形状、筆力共に極めて雄渾である。

銘文
 (種子が文殊のもの)
 右為悲母尼相當第三廻之忌辰造立如件
 文保 三年二月廿七日(1319)
 大願主 孝子 敬白
 (種子が不動のもの)
 為沙弥心蓮一周忌追善也
 元應二年 庚申初夏六日(1320)
 大願主 孝子等 各敬白

 横穴古墳群

 

立野。定聚院禅寺の下の崖。古墳時代後期のもの。上段に1箇、下段に3箇がある。下段の2箇は土砂で入口が半ばふさがる。上段のものは、入口幅120cm、縦125cm、内部奥行240cm、幅260cm、高さ150cm。

 石造仁王像

 

桜本宮社境内に離れて立つ。像高は、共に190cm、顔は忿怒相に乏しいが重量感のある仁王である。
銘文
阿形像正面 献亨
裏面 助夫 吉本
同  田染村
同  原山
同  村中
石工 一宮正行作
向って左側面
万延元年(1860)
庚申六月吉日
村正 重光徳右衛門
願主 同苗兵太良
世話人友成長右衛門
吽形像正面 福 緩
願主 安森友助
同  石丸竹五良
同  友成金福
同  小松藻助
同  金丸勝太良
石主 山田原□助
世話人金丸仁吉
同  小松金太良

 川原桜本宮境内一帯

 

本宮の名にみるように古く、一帯は上代における郡衛・郡稲倉庫その他の埋蔵物も見込まれる。古代瓦、唐草模様軒瓦が出土している。

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