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櫛海地区の文化財


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 櫛海  | 
 県指定  | 
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 No.  | 
 区分  | 
 細区分  | 
 名称  | 
 所在地  | 
 所有者  | 
 指定年月日  | 
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 01  | 
 有形  | 
 美術工芸  | 
 国見町 櫛海  | 
 万福寺  | 
 昭和44年3月22日  | 
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 櫛海  | 
 市指定  | 
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 N0.  | 
 区分  | 
 細区分  | 
 名称  | 
 所在地  | 
 所有者  | 
 指定年月日  | 
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 01  | 
 有形  | 
 建造物  | 
 国見町 櫛海  | 
 万福寺  | 
 昭和39年2月27日  | 
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 02  | 
 有形  | 
 建造物  | 
 国見町 櫛海  | 
 万福寺  | 
 昭和39年2月27日  | 
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木造薬師如来坐像(万福寺)

櫛海にある曹洞宗万福寺の本尊であるが、この寺は古くは天台宗で、天文5年の記録干燈寺の項に「来死海薬師」とあるのをみると、六郷満山の1院であったことがわかる。
薬師如来坐像は、頭・躰部から両腕肘先までを含めて榧の一木から彫出する。これに膝前横一材を矧ぎよせ、内刳りもなし。
大粒の螺髪に肉厚のモデリングなど古様であるが、丸顔の面相は穏やかな童顔に表わされ、腹前から両膝にいたる飜波風の衣文も形式化が目立つ。
平安前期一木彫像の伝統を受け継ぎながらも、和洋化と形式化が進んだ12世紀前半頃の造立と考えられる。(像高71センチ)
万福寺国東塔(南北朝)

同じく万福寺の南北朝の国東塔。(像高179センチ)
万福寺国東塔(江戸)

江戸時代の国東塔(像高202.5センチ)







