2名の複業人材を採用！組織づくりアドバイザーと共創し、縦割り組織の脱却や職員の意識改革を目指す

令和5年10月3日、国東市は、地域課題の解決を官民連携により推進するため、株式会社Another works（東京都港区）と連携協定を締結しました。その協定にもとづき、組織づくりアドバイザーの1職種で複業人材を公募しました。

そしてこの度、複業人材を登用する実証実験において、即戦力の複業アドバイザー2名の参画が決定し、12月1日に就任式を行いました。

協定の目的

株式会社Another worksが提供する、民間複業人材を活用するプラットフォーム「複業クラウド for Public」により、高いスキルを持つ民間人材を登用する実証実験を行います。民間複業人材と市職員の協働により、行政課題・地域課題の解決を目指します。

協定式の様子（10月3日）

登用人材のプロフィール

・組織づくりアドバイザー
ナカシマ アツシ 氏／株式会社CAQNAL                                                              

1976年福島県生まれ。2001年にスターバックスコーヒージャパン入社。その後ユニクロをはじめ、大手人材派遣業等、複数で現場・人事部長およびコンサルタントとして就業。2011年の東日本大震災を機に、働き方改革や地方創生に関心を持ちフリーランスとして活動。（株）PERSOLでの複業プロジェクト等を経て、株式会社カクナルを創業。地方創生の観点から、積極的にテレワーク・ワーケーションを実施。様々な地域での人との出会いや食と酒を楽しむ。

コメント
地方創生は行政と地域の皆様が同じゴールを共有していくことが大切です。リアルな組織課題に対し、精一杯伴走させていただきます。
個人的には寺社仏閣や城郭が好きで、レンタカーで国東市各地を回ったこともあります。神仏習合発祥の地に関われることを嬉しく思います。

・組織づくりアドバイザー
坪井 秀次 氏／教員（浜松学院大学 現代コミュニケーション学部 地域共創学科）    

静岡県浜松市（旧天竜市）出身。行政学者として、組織イノベーション、マネジメントサイクル、地方自治制度を主に研究。静岡県立大学大学院 博士（学術）、政策研究大学院大学 修士（政策研究）の学位を修了、元公務員。高等学校運営協議会委員、浜松市議会議員政策顧問などを歴任。デザイン思考のワークショップを展開し、学生と課題解決を実践。著書「タイムスリップマネジメント」のワークショップ・講演活動中、組織イノベーションの書籍を来年度発刊予定。

コメント
組織改革・組織風土改革では、市を取り巻く多くの課題や多様化する住民ニーズに対応できる機能的な組織の構築に向けて、ご支援をしていきます。国東市様が自分のふるさとの地域（旧天竜市：浜松市へ編入合併）と重なって見えたことも支援協力を決めた理由でした。