本文
宅地耐震化推進事業について
大地震時における大規模盛土造成地の滑動崩落及び宅地の液状化による被害の防止や、盛土の崩落による被害の防止のため、大規模盛土造成地(武蔵町・安岐町向陽台地区)に係る盛土の総点検を実施します。
大規模盛土造成地の抽出(第一次スクリーニング)
平成27年から29年に大分県が実施した第一次スクリーニングにより、市内では、平成8年に造成された武蔵町と安岐町の向陽台地区(10箇所)が大規模盛土造成地に抽出されました。
大規模盛土造成地の調査(第二次スクリーニング)
市は、令和3年度に国道交通省「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説」に基づき現地踏査を行い、安全性把握を行う優先順位を決める計画「第二次スクリーニング計画」を作成し、盛土の優先度評価を行いました。
令和5年度は、優先度評価の結果から、優先度(A4)の盛土3箇所と優先度(B2)のうち盛土量が最大である1箇所の計4箇所について、簡易地盤調査を実施し、「二次スクリーニング調査」を実施すべき宅地と「経過観察」を行う宅地の判定を行いました。
この結果、調査した盛土のうち2箇所が「早期に第二次スクリーニングを実施すべき盛土」に該当することが判明しました。また、そのほかの盛土についても地下水位は確認されなかったものの、盛土が脆弱な箇所もあり、継続的な経過観察が必要です。
早期に第二次スクリーニングを実施すべき盛土の判定 [PDFファイル/335KB]