国東市消防団に救助用資機材と小型動力ポンプ搬送車が配備されました

4月7日（日曜日）、国東市消防署南出張所で総務省消防庁所有の救助用敷材・小型動力ポンプ搬送車が国東市消防団に無償貸し付けされることに伴う引渡式が行われました。
消防庁では消防団の教育訓練を通じて、災害対応能力向上を図ることを目的に、消防団の車両や資機材の無償貸付を行っています。このたび、消防庁に要望した結果、国東市が採択され、無償貸付が行われることになりました。
貸与された「救助用資機材・小型動力ポンプ搬送車」は安岐方面隊第15分団第3部へ配備されることとなり、火災現場などで使用し、地域の安心・安全のために重要な役割を担います。

引渡式の様子

引渡式には、国東市消防団、本田勝久団長をはじめとする団員15人が出席しました。

式典では受注業者の（株）シバウラ防災製作所が、目録を本田勝久団長に手渡しました。

受領した本田勝久団長は、「今年度、国東市消防団に積載車1台と消防可搬パンプ1台が更新されました。消防団車両及びポンプ等の更新については、消防本部において計画的に実施されているところですが、今回、総務省消防庁より地域の総合防災力の強化を目的とした消防団の車両及び資機材の整備によって無償貸付された車両が安岐方面隊に配備されることとなりました。
災害は、いつ発生するかわかりません。災害が発生した場合、配備された資機材を有効に活用するためにも、定期的に訓練を行い、いつでも使用できる状態にすることが大切です。」とあいさつしました。

引渡式終了後には、メーカーによる操作説明が行われ、団員は真剣なまなざしで説明を聞いていました。

（株）シバウラ防災製作所の方との記念撮影