本文
令和5年度 警察・消防合同訓練を実施しました
令和5年7月14日(金曜日)、国東町北江の北江漁港にて水難事故を想定した警察・消防合同訓練を実施しました。
この訓練は水難事故が多く発生する時期を前に、警察と消防が協力し迅速かつ的確に救助活動が行えるよう相互の協力体制の確認と強化を目的としています。
訓練内容
誤って海に転落した要救助者を、ラインシューターとゴムボートを使用して救出する訓練を複数回実施しました。
訓練の様子
現場到着すると警察と消防の隊長が災害情報の共有を行い、救助方法について協議します。
漂流を阻止するため、ラインシューターと呼ばれる資機材で浮環弾(浮き輪)を発射します。
救命索発射銃:通称ラインシューター
圧縮空気の力で最大70m程度、浮環弾を飛ばすことができます。
ゴムボートを展開し、要救助者の救出へ向かいます。
梯子の上部を支点にし、要救助者を陸上へ引き上げて救出完了です。
閉会式の様子
警察署長と消防署長へ訓練終了報告を行いました。
消防長が講評を行いました。
今回の訓練を通じ、警察と消防の協力体制が更に強固なものとなりました。
市民の皆さんへお願い
子どもたちは夏休みの真っただ中。海や川、プール等で遊ぶ機会が多くなっています。
その中で毎年、同じような状況下で繰り返される子どもの水の事故。
保護者の方の一瞬の油断が重大な事故につながります。普段以上に気配り、目配りをして子どもたちの尊い命を悲惨な水難事故から守りましょう。
ライフジャケットなどを着用し、安全に水辺のレジャーを満喫しましょう。
地域の皆さんによる見守りにもご協力頂きますようお願い致します。