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令和5年度緊急消防援助隊九州ブロック合同訓練に参加しました

ページID:0043916 印刷ページ表示 更新日:2023年12月15日更新

令和5年11月25日(土曜日)、26日(日曜日)の2日間、福岡県で行われた「令和5年度緊急消防援助隊九州ブロック合同訓練」に参加しました。この訓練は、大規模災害現場において九州各県の緊急消防援助隊と関係他機関の連携を図ることを目的としています。
本年度は、局地的猛烈な降雨により福岡県筑豊地域において大規模災害が発生したという想定で部隊運用訓練を実施しました。

出発式の様子

訓練参加隊員が整列し、警防課長に出発報告をしている画像
国東市消防本部からは、救急隊3名と後方支援隊2名が参加しました。

訓練会場の様子

訓練会場になっている広場で多くの隊員が救助活動をしている画像
訓練には陸上自衛隊、国土交通省九州地方整備局、福岡県警察本部、福岡県DMAT(ディーマット)、日本赤十字社福岡県支部、福岡県内行政機関及び消防団が参加し、緊急消防援助隊と共に救助活動を行いました。
また、福岡県内の看護に携わる学生に被災者役として御協力をいただきました。

訓練用に土砂に埋めている家屋から要救助者を救出している画像
25日(土曜日)国東市消防本部は土砂埋没家屋救出訓練を実施しました。

火災建物に見立てた訓練施設に隊員がはしごを架けて消火活動をしている画像
26日(日曜日)国東市消防本部は大規模倉庫火災対応訓練を実施しました。

宿営地の様子

各消防本部が保有している大きなテントが立ち並んでいる画像
災害時は被災地で野営を行いますので、今回の訓練でもテントを使用して仮眠しました。

テントの中で炊き出しをしている画像
後方支援隊は、テントの設置や食事の準備など訓練隊員の支援を行いました。

緊急消防援助隊とは

緊急消防援助隊は、平成7年(1995年)阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、大規模災害において被災した都道府県内の消防力では対応が困難な場合に、人命救助活動等を効果的かつ迅速に実施できるよう、全国の消防機関相互による援助体制を構築するため、平成7年6月に創設されました。令和5年4月現在、全国の消防本部から6,949隊が登録されており、国東市消防本部も消火小隊、救急小隊、救助小隊が一躍を担っております。
今回の訓練を通じて、協力体制や相互の力量を確認できたことが大変有意義でした。頻発化、激甚化の傾向が続く自然災害等に備え訓練を継続してまいります。