国東市消防団国見方面隊の普通救命講習の受講について

令和5年5月23日(火曜日)午後6時から午後9時までの3時間、国見町の｢みんなんかん｣において消防署国見出張所職員が講師となり、国東市消防団国見方面隊の団員30名が｢普通救命講習｣を受講しました。
災害時の負傷者等に対する応急処置のため、心肺蘇生やAEDの使い方の他、ケガに対する応急手当の方法なども習得しました。
今後も、国東市消防団では各地域(方面隊)で団員を対象とした普通救命講習を実施することとしています。

｢応急手当の基礎知識｣などの受講の様子

｢応急手当と救命処置｣や｢救命の連鎖と住民の役割｣などについて、団員の皆さんは真剣に聞いていました。

人形･AEDトレーナーを使用しての実技訓練

 
訓練用人形を使って｢一次救命処置｣心肺蘇生の方法やAED(自動体外式除細動器)の取扱い方法などの説明を受けた後、団員は実際の傷病者発見からの救命処置まで、手順に沿った実技に取り組みました。そのほかにも、｢気道異物の除去｣の方法などについて、説明を受けました。

確実に行ってもらうための｢効果測定｣

講習会の最重要項目である効果測定(テスト)を受講者(団員)全員に行ってもらい、一次救命処置の手順が確実に行われているか消防職員が審査しました。結果30名全員が認定され、後日、｢修了証｣が受講者全員に交付されました。
受講された皆さんがもしもの時、救急車が到着するまでに勇気をもって応急手当をしていただくことが｢命を救う第1歩｣です。現在、消防本部では市民の皆さんを対象に3ヶ月に1度の｢定期救命講習会｣を開催していますので、受講してみてはいかがでしょうか。

※講習開催予定日(開催場所=消防本部2階多目的ホール)

• 令和5年7月16日(日曜日)午前9時から
• 令和5年10月15日(日曜日)午前9時から
• 令和6年1月21日(日曜日)午前9時から

※定期救命講習の受講希望･問い合わせは消防本部警防課 電話番号：0978-72-1177 まで