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学級が荒れてしまい授業が成立しにくいといった状況を生み出さないためには、どのような配慮が必要でしょうか。
また、そのような状況になった時、どのように対処したらよいでしょうか。
児童生徒は、勉強がよくわかりたい、みんなに認められたい、友だちと楽しく関わりたいといった願いを持って学校に来ています。
こうした児童生徒の願いを実現できるようにすることが教師の職務です。
学級の荒れは、こうした願いが実現されないことへの児童生徒の「いらだち」の表れと見ることができます。
そこで、学級や授業の荒れの状況を生み出さないための教師の配慮の視点を4つ示します。
集団学習等の活動は、学習規律がきちんと確立されていることが前提となります。
そのためには、学級のスタートの時期に、教師の学級づくりの願いを込めた約束事を確認する場を工夫する必要があります。
児童生徒の学校生活の中で一番長い時間は、授業時間です。
この授業時間を満足できるものとするためには、授業がよくわかり、自分の力が確実についたことを実感できるような工夫をすることです。
児童生徒が学校生活に満足感を得るためには、教師が自分のことを受け止めていてくれるという実感が味わえることが必要です。
そのためには、教師は常に児童生徒の考えや願いをつかむ工夫が求められます。
児童生徒は、様々な人から認められることで満足感を持ちます。
そのためには、日頃から多くの人に関わってもらえる開かれた学級づくりを工夫する必要があります。
学級や授業の荒れの兆候は、児童生徒の行動に様々な形で現れます。
特に顕著に表れるのは児童生徒の学習規律です。
そこで、自分の学級や授業に以下のような兆候はないか日頃から注意する必要があります。
何よりもその状況を隠さず、早く学年部の教師や管理職に報告、対応策を相談する必要があります。
その際に大切なことは、児童生徒に責任を転嫁せず、自分の指導に問題はなかったか真摯に反省することです。
そして、最後まで自分の問題として乗り越える姿勢を持つことが大切です。
また、必要があれば保護者にも状況を報告し、協力を得ることも必要です。
その際、問題点や原因を明確にし、改善の具体的方針を管理職と相談の上で明確に示すことが大切です。
