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教育長の部屋(2026年9月)

ページID:20260907 印刷ページ表示 更新日:2026年9月7日更新

気持ちを整理しよう

価値観が多様化し、情報過多で変化のスピードが速い現代社会を健やかに生き抜くためには、単に「我慢して頑張る」のではなく、自分自身の心身を守り、しなやかに適応していくためのスキルと姿勢が求められます。

自分では「無駄な時間」と思っていることが、実はプラスの時間であることは多いです。
自分で「これはマイナスの時間」と思ってしまえば、それは本当にマイナスの意味しか持たなくなります。
どんな時間もプラスの意味を見い出せば、本当に「プラスの時間」として生きてくるのです。
何がプラスで何がマイナスかは、他人が判断できるものではなく、客観的な基準もありません。自分自身で決めることなのです。
さて、あなたはどちらを選びますか。

人生は、次々に新しいことに取り組まざるをえません。
そんなとき、すっかり今までの自信を無くしてしまう人も多いですが、その前にちょっと考えて欲しいのです。
誰だって新しいことを始めるときは、その分野での1年生です。
思い通りにいかないことがたくさんあって当たり前だと思います。
うまくいかないことが続いて気分が落ち込んできたときには、自分が得意なことをやってみてはどうでしょう。
自分のできないことばかり見つめて自信を無くしてきたときは、自分のできることをやって自信を取り戻すことが大切です。
「困ったときには得意なところに戻ろう」このテクニックを活用して欲しいと思います。

つらいことや苦しいことがあって、つまらない愚痴を言いたくなる時は誰にもあります。
そんな時、「甘えているんだ」「人のせいにするな」ということはいくらでも言えます。
けれども、それはネガティブに落ち込んでいる人を決して救いはしません。
むしろ、自分の気持ちを分かってほしくて、ますます声を大にして愚痴を言ったり、周囲を憎んだり、それでも受け止めてもらえなければ「誰も自分のことを分かってくれない」と心を閉ざすでしょう。
ネガティブ人間を救えるのは立派なアドバイスよりただ黙って話を聞いてくれる人が必要な時もあります。
厳しい励ましの言葉よりも、温かく安らげる言葉が必要な時もあるのです。

あなたにとっては「自分の常識が世間の常識」ですか。自分の考えは当たり前で、他人の考えはおかしいと思いますか。
そうだとすると、たぶんあなたは、ついつい他人が変わってくれることを期待します。
他人が変わってくれれば楽です。だから「自分がやり方を変えてみる」という現実的解決法に向かって動き出すのを、先延ばししてしまうのです。
しかし、あなたが自分のやり方をなかなか変えられないように、他人だって自分のやり方を変えるのは至難の業なのです。
あなたも、他人が変化するのを期待したり、それを強要したりするのはやめましょう。
人には人のペースがあり、ゆっくり悩まなければ変われないのです。他人もあなたと同じように悩む人間なのだということを忘れないでほしいです。

変化が激しく予測不可能な社会では、計画通りにいかないことが前提になります。
思い通りにいかない状況に直面したとき、「自分のせいだ」と過剰に背負い込むのではなく、「環境が変わったから自分も柔軟に対応しよう」と軌道修正できる力(しなやかな適応力)が役立ちます。​​

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