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教育長の部屋(2023年7月)

ページID:0042190 印刷ページ表示 更新日:2023年7月4日更新

今年の夏はちょっと違う

学校・義務教育学校では、ほぼ1学期の主な行事が無事に終わりました。アッという間に過ぎていったと感じた方、また、毎日が長く感じた方など様々だったと思いますが、どのような1学期だったでしょうか。
もうすぐすると7月7日、七夕(たなばた)です。日本の七夕は、中国の七夕に端を発する日本のお祭りです。織姫と彦星(それぞれベガとアルタイル)の出会いを祝います。伝説によると、天の川はこれらの恋人たちを引き離して、彼らは年に一度、太陰太陽暦の7太陰月の7日だけ会うことが許されています。各地域では、お祭り(お祝い)として、7月から8月までの間に開催されています。皆さんは、七夕にどんな願いをするのでしょうか。

さて、児童生徒の皆さんには、もうすぐ夏休みがきます。地域で「夏のお祭り」が大小限らず開催されます。今年は、全国でコロナ禍前のように開催されるところも多くなってきました。ここ数年開催できなかった催しが以前のような形で戻ってきて、少しずつですが活気を感じることができます。

コロナウイルス感染症が5類に移行して2か月あまりが経過しましたが、まだまだ感染に注意をしながら生活していかなければなりません。コロナウイルス感染症が5類に移行した最初の夏休みを児童生徒の皆さんはどのように過ごす計画でしょうか。この3年間は、どこかに「制御」のボタンをもった形で過ごしてきたのではないかと思っているのですが、今年の夏は、以前のような「ワクワク感」を持てる夏休みにしてほしいと願っています。

教職員の皆さんにおいても、いつもと同じように仕事があるわけですが、今年はコロナ禍前と全く同じとはいかないでしょうがこの3年間とは大きく違います。
この夏は、「心の中にゆとり」をもって仕事に取り組んでほしいと思います。ちょっとした視点を変えることで新たな発見がありそのことが大きな前進に繋がることもあるでしょう。いろいろな事にチャレンジできる時間と大きく飛躍できる時間となるように期待しています。

さあ、暑い夏がやってきます。初心に戻って、無限の可能性を秘めた子どもたちが、生き生きと喜びと希望を持ち、健やかに育つよう頑張っていきましょう。​