ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

令和5年 教育長年頭のごあいさつ

ページID:0039078 印刷ページ表示 更新日:2023年1月1日更新

明けまして おめでとうございます。
今年も「コロナとともに」の年になりそうですが、本年が皆さま方にとりまして健康で幸せな1年となりますよう、お祈り申し上げます。

昨年は、コロナウイルスの状況もわかりはじめ、まだ制約がある中でしたが、運動会や体育大会、学習発表会など各学校で工夫し、関係者の皆さま方が参観できる形で実施できました。コロナ禍の当初とは違い、各学校も継続した対応をおこなっており、各学校運営等におきまして安心・安全で、そして適切かつ迅速な対応にご理解とご協力をいただきありがとうございました。
これから、まだまだ「コロナとともに」の生活が続いていきますが、昨年の11月に国内で開発されました新型コロナウイルスの飲み薬について、厚生労働省の専門家会議で使用を認めることを了承し、承認されました。重症化リスクの低い患者も軽症の段階から服用できるのが特長で、国内の製薬会社が開発した初めての飲み薬となります。これから先、薬などの開発が進み、本来の学校教育活動ができることを期待しています。

ところで、昨年に開催されました2022FIFAワールドカップ カタール大会では、36年ぶりにアルゼンチンが優勝しました。日本チームは、世界ランキング上位の強豪国を破って1位でリーグ予選を突破しベスト16の決勝リーグに進出しましたが、惜しくも目標であったベスト8以上には進めませんでした。
日本チームが試合に臨む姿をみて、サッカーファンも含めて全国の皆さんは、個人やチームとして、様々な分野の中で生き抜いていく大きな可能性と希望をもらったことと思います。この結果は、決して、偶然ではなく大会に臨むにあたって用意周到に準備をしっかりしてきたからだと思います。

教育も同じように、日々の積み重ねが大切だと考えます。子どもたちを中心において、学校や保護者、地域の皆さんと共に教育活動を進めていきます。今まで継続してきていることはもちろんのこと、新たな活動につきましても持続可能な教育として取り組んでいきます。
これからは、予測できない未来や社会の変化に受け身で対処するのではなく、きちんと正面から向き合い、自らの実力を発揮し、よりよい社会と幸福な人生を自ら創り出していくことが必要となります。そして、学校においては、子どもたち一人ひとりの可能性を伸ばし、新しい時代に求められる資質を育てていくことが大切になります。

日々の実践からくる学びを活かし、今後とも学校、教育委員会ともに努力したいと思います。どうぞこの1年もよろしくお願いいたします。