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吉弘楽(よしひろがく)は、国東市武蔵町の「楽庭八幡社」に伝わる舞楽で、五穀豊穣、虫害防除の祈祷(昔は武運長久・ 戦勝祈願)のため、毎年7月の第4日曜日に行われます。
南北朝の時代に領主吉弘正賢公が戦勝や五穀豊穣を祈願して始めたとされ、太鼓を打ち鳴らしながら踊る「太鼓踊り」で念仏踊りの系譜を引く芸能で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
総勢49人の楽人が古式ゆかしい兜や腰蓑を着け、太鼓や笛、鉦を打ち鳴らす勇壮な楽打ちが一時間以上にわたって繰り広げられます。
吉弘楽は、国指定重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。
吉弘楽リーフレット [PDFファイル/6.75MB]
楽庭八幡社(国東市武蔵町吉広)