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三浦梅園資料館では、重要文化財に指定された資料を中心に60日ごとに展示替えを行っています。
現在、『玄語』3冊(『玄語』説露、安永4年本『玄語』本宗、丁未浄本『玄語』本宗)と『寓意』、『梅園読本』の重要文化財計5冊を展示しています。
そのほかにも、『贅語』『敢語』のいわゆる「梅園三語」や、三浦梅園が多方面から蒐集した手沢本類などを展示しています。
三浦梅園の代表的な著書である『玄語』は、23回も書き換えを行い、安永4(1775)年、53歳の時に完成させたのちも晩年まで改訂を重ねた労作です。
現在展示している3冊は、完成に至るまで書き換えを行った草稿本のうち1冊、完成した8冊のうちの1冊、亡くなる前々年と前年に書き換えを行った3冊のうちの1冊です。
『寓意』は、安永5(1776)年、梅園が54歳の時に丹後国(現在の京都府北部)から国東に来て、4年間交流した僧侶が国東を去る時、梅園が送別の辞として贈った著書を、天明3(1783)年、梅園が63歳の時に書き換えたものとされています。
『梅園読本』は、安永2(1773)年、梅園が51歳の時に、豊後国鶴崎出身の門人池辺子昌が、梅園の漢詩や漢文の読み方が世間と異なっていることを尋ねたところ、その答えを著書にしたとされるものです。
友人や弟子へ送る言葉を短文で済まさず、伝えたいことが多すぎて本にしてしまうところが、梅園の性格を表しているといえるのではないでしょうか。
このほかにも三浦梅園に関する貴重な資料を多数展示しています。ぜひお立ち寄りください。

※上記の画像は『玄語』3冊の展示の様子です。
三浦梅園資料館
電話番号:0978-64-6311
〒873-0355
大分県国東市安岐町富清2507-1