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令和7年度九州一斉住宅用火災警報器普及啓発キャンペーンの実施及び女性消防団員募集
5月29日に国見総合支所前で消防職員と女性消防団員がチラシを配布し住宅用火災警報器の普及啓発を行いました。
【啓発活動の様子】
九州一斉住警器普及啓発キャンペーンとは、住宅火災による被害の軽減を目的として住宅用火災警報器の設置の徹底及び適切な維持管理の周知について令和2年度より九州一斉で行っているものです。
合わせて女性消防団員募集のチラシの配布を行いました。国東市消防団は、女性団員を募集しています。火災予防の啓発活動や救急講習などの訓練を通して「もしもの時に動けるように」一緒に楽しく学びながら備えていきませんか。
【女性消防団員募集の様子】
正しい位置に住宅用火災警報器を設置していますか?
国東市内でアンケートを実施したところ、住宅用火災警報器の設置はしているが台所にしか設置していないご家庭が多いことがわかりました。住宅用火災警報器を設置する部屋は寝室及び寝室のある階の階段です。
【関連リンク】
なぜ「寝室」や「階段」への設置が必須なの?
住宅火災では、「逃げ遅れ」が原因で死亡するケースが非常に多く、なかでも寝ているときに犠牲になる危険性が高くなっています。寝ている深夜の時間帯の火災発生件数は、日中の約3分の1ですが、死者数についてみると、深夜の時間帯のほうが約2倍も多くなっています。そのため、寝ているときに火災に気づくよう、「寝室」への設置が有効なのです。
また、煙は階段を通じて上階へ広がることから、上階の部屋に煙が充満する前に警報を発して避難を促すため、「階段」への設置も義務付けられています。