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あけましておめでとうございます。
市民の皆さまには、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、平素から市政全般にわたり、温かいご支援とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、国東市は、これから数年間を「人口減少を抑制する最後のチャンス」と位置づけ、結婚・出産・子育てしやすい環境整備や若者世代の移住・定住、Uターンの促進など、人口減少対策の取り組みを進めています。
また、同時に、人口が減少する時代であっても、地域に活気があり、多様性に富んだ活気ある地域社会にするためには、国東市に新しい価値を創造していくことが重要です。
その一つとして、昨年は「国東半島芸術文化祭2025」を開催し、県内外から多くの方にお越しいただき、地域に賑わいが生まれました。
期間中のさまざまなプロジェクトを通じて、現代アートや地域で活躍するアーティスト、六郷満山の歴史・文化、食の恵みなど、国東半島の多彩な魅力を多くの方々に体感していただくとともに、市民の皆さまにも、国東半島の素晴らしさを改めて感じていただけたのではないかと思います。
これからも、国東半島が有する素晴らしい地域資源を最大限に生かした魅力ある観光地づくりに取り組みたいと考えています。
二つ目は、東京の大手企業が農業参入して、東京ドーム4個分、日本最大級の梨園が誕生することになり、2030年の初収穫を目指しています。
三つ目は、大分空港の「宇宙港化」です。米国のシエラ・スペース社が、2026年に米国で宇宙往還機ドリームチェイサー初号機の打ち上げを予定しており、これが成功しますと、将来、大分空港をアジアの拠点とした運用が始まる予定ですので、将来の宇宙港を見据えたまちづくりを進めていきたいと考えています。
私は、地域の再生はまず、日々の暮らしの中に楽しみや希望を持つことから始めなければならないと思っています。
「蒔かない種は生えない」をモットーに、人口減少が進むまちでも「芸術文化祭」や「巨大梨園」、「宇宙港」のような、将来が楽しみで、わくわくする希望のタネを、これからも蒔き続けたいと思っています。
国東市は今年、市制施行20周年という大きな節目を迎えます。
これまで市政の発展のためにご尽力いただいた先人の皆さまに敬意と感謝を表するとともに、地域運営組織による地域の新しい仕組みづくりなど、皆さまが安心して暮らし、若い世代が将来に希望をもてる国東市を目指してまいりたいと考えていますので、皆さまのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、皆さまにとって、本年が素晴らしい年となりますよう、心から祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
令和8年1月1日 国東市長 松井 督治