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【No.10】国東の新春

ページID:0202402 印刷ページ表示 更新日:2024年2月7日更新

 1月4日、国東市新年互例会が市議や商工会関係者ら約150人が出席して、ホテルベイグランド国東で開かれました。会場ではアフターコロナによる観光客の増加や経済活動の活発化などを願いながら、さまざまな業種の人たちが意見交換を行い、新年の決意を新たにしていました。1月7日は、新春恒例の国東市消防団出初式が、消防団員約320人が参加して、国東陸上競技場で行われました。団員たちは、人員服装点検の後、水消火器リレーや操法点検、分列行進や放水点検など、日頃の訓練の成果を発揮していました。近年の異常気象で災害の危険性が高まっており、消防団は消火活動のみならず、防災面でも重要な役割を担っています。

 また、今年はプロ野球ソフトバンクホークスの川瀬晃選手、海野隆司選手の自主トレーニングが国東野球場を中心に約2週間行われました。大分市出身の川瀬選手は、市内のスポーツ少年団を対象にした野球教室で指導したのをきっかけに、昨年から国東市で自主トレをしています。1月14日の野球教室には大勢の野球少年たちが参加し、憧れのプロ選手からアドバイスを受けていました。川瀬選手、海野選手は若手の成長株で、今シーズンの活躍を期待するとともに、これからも国東市での自主トレをサポートしていきたいと思います。

 同じく14日は「夢咲き桜」の植樹会が国東町綱井区で行われ、中学生や地元の人、会員など約60人が河津桜などの苗木を植えました。この活動は平成23年に、国東市出身の日野隆さんが河津桜の苗木を1000本寄贈し、「国東を桜吹雪く谷にしよう」と始まったもので、これまでに2300本以上が市内各所に植えられています。2月には濃い紅色の「夢咲き桜」が春の訪れを教えてくれます。

 この日はまた、武蔵中央公民館で大分県の吉田一生副知事による「我が事・丸ごとの地域づくり」講演会が開催され、地域での医療、福祉、介護のヒントをいただきました。国東市からは、くにさき地域応援協議会「寄ろう会」の8団体から「支え合い活動」の発表があり、積極的な取り組みに対して、副知事から高い評価をいただきました。これからも、この活動を市内全域に広げていきたいと思いました。


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