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【No.14】国東の新しい価値創造で、消滅可能性自治体から脱却を!

ページID:0202406 印刷ページ表示 更新日:2024年6月7日更新

民間の有識者でつくる「人口戦略会議」は、4月24日、2050年までに、全国の744の自治体で20~39歳の女性人口が50パーセント以上減少し、将来、消滅する可能性があるとする分析結果を公表しました。10年前と同様、国東市も「消滅可能性自治体」に入っていました。一方で、「消滅可能性自治体」から脱却した自治体は239ありました。これを受けて、国東市では5月1日に緊急の管理職会議を開き、少子化対策、人口減少対策のレベルを大幅に引き上げ、次の調査時までに「消滅可能性自治体」から脱却することを大きな目標とすることを決め、職員の間で危機感を共有しました。

1300年の歴史を持つ六郷満山文化や国東半島峯道ロングトレイル、現代アート、海や山の食材など、コロナ後の観光として、インバウンド客が求める体験型の観光資源を最大限活用して、国東市の「新しい価値」を創ることが、消滅可能性自治体を脱却するための重要な要素になると思っています。また、大分空港の宇宙港化やホーバークラフト就航は、国東市に間違いなく大きな価値をもたらしてくれると思います。

5月10日、大分市でフジテレビ系列のテレビ局の社長会が開かれ、講演をさせていただく機会がありました。写真や動画を使いながら、国東が誇る観光資源と宇宙港への取り組みを1時間にわたりプレゼンしました。講演後の懇親会では、フジテレビの港浩一社長をはじめ、関西テレビ、テレビ西日本の社長の皆さんから「国東市の観光資源に感動した」、「宇宙港への取り組みを応援したい」との力強いお言葉をいただき、改めて、国東市の持っている高いポテンシャルを再認識したところです。

市政の究極の目的は市民一人一人の幸福度を上げることです。高いポテンシャルを活用して新しい国東市の価値を創ることが、市民の皆さんの幸福度を上げることにつながります。これからも、人口減少対策や産業振興など各種施策を推進して、「若い世代が未来に希望が持てるまち」、「誰もが明るく楽しく暮らせるまち」を皆さんと一緒に創っていきたいと思いますので、引き続き、市政へのご理解、ご協力をお願いします。​​