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【No.2】マイクロツーリズムで実感した国東の魅力

ページID:0202306 印刷ページ表示 更新日:2024年2月7日更新

   マイクロツーリズムとは、自宅から1~2時間の距離の近場で行う旅行や観光のことで、コロナ禍で遠出ができない頃に提唱された楽しみ方です。

   私は今年の大型連休中、市内で行われたいろいろなイベントに伺いました。4月29日は安岐町の梅園の里で、江戸時代の哲学者、三浦梅園先生の遺徳をしのぶ「第235回梅園祭」がありました。法要と式典の後、安岐中央小学校の児童の皆さんが梅園先生に関する作文を発表しました。地域の子どもたちにとって、哲学、天文学、医学、経済学などを探求した梅園先生の偉功や生き方を知ること、受け継いでいくことは、とても素晴らしいことだと思いました。

   同じ日、武蔵町では地域の交流を図る「武蔵楽交」が旧武蔵東小学校のグラウンドで開かれました。地元の美味しい食べ物を提供する屋台やキッチンカーが並んだ会場では、靴飛ばし大会やダンスの発表会などもあり、市内外から多くの人たちが訪れていました。地元の実行委員会の皆さんが企画した手づくりの「にぎわい」は、楽しいだけでなく温かみがあり、会場には笑顔があふれていました。

   5月3日は国東町の弥生のムラの年中行事「端午の節句」に行きました。朝早くから、多くの家族連れが訪れ、子どもたちは「まが玉づくり」や「火おこし体験」、「弓矢体験」などを楽しんでいました。私も「火おこし」に挑戦しましたが、思ったより難しく、弥生時代の人々の暮らしを知る貴重な体験でした。

   同じ日、国見町では「工房・ギャラリーめぐり」が開かれていました。国見町には20年以上前から多くの作家が移住してきており、まさにアートのまちです。私は、表装や陶芸、染色、オルゴールなどの工房を巡りました。どの工房の作品も魅力的なものばかりで、いろいろな種類の楽しいアートに触れた一日でした。

   コロナ後でも、近場で楽しめるマイクロツーリズムは、改めて国東の魅力を実感させてくれました。各種イベントを主催した皆様、ありがとうございました。​


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