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11月10日、天皇皇后両陛下のご臨席のもと、大分市で第43回全国豊かな海づくり大会が開催されました。大会前日には、両陛下が国東市の大分県種苗生産施設をご視察になり、車両が通過する沿道では、多くの市民の皆さまにお出迎えをしていただきました。私も、空港立地自治体を代表して、両陛下を大分空港でお出迎え、お見送りをさせていただきました。
11日は安岐ダム再生・安岐川流域期成同盟会の皆さんと、国土交通省や国会議員への要望活動に上京しました。地域の皆さんの長年にわたる努力により、今年4月に安岐ダム再生事業は新規事業として採択されましたが、8月の台風による大雨でも緊急放流が実施されたことから、予算の獲得と早期の完成を強く要請しました。周辺環境整備の調整を担う対策協議会も設立されたことから、安岐ダム再生事業を加速していきたいと思います。
17日は、関東で暮らしている国東市の出身者が集まる「東京ふるさと国東市会」が開かれ、市議会議員の皆さんと一緒に出席しました。年に一度、同郷の人たちと近況を語り合うこの会には、今年は167名が参加し、楽しいひと時を過ごしました。また、会場には台風10号被害復旧支援の募金箱も置かれ、温かいご支援をいただきました。
18日からは、同じく東京でニホンバシ・スペースウィーク2024が開催されました。今回で4回目となるこの催しは、アジア最大級の宇宙ビジネスのイベントで、国内外の政府、宇宙機関、大学、民間企業など、宇宙ビジネスに関係する100以上の団体が参加し、5日間にわたり、さまざまなテーマで講演やパネルディスカッションなどが行われました。私も2日目のスペースポートサミットにパネリストとして登壇し、「スペースポートをきっかけとした地方創生」について議論を深めました。日本の宇宙産業は、新たな企業や団体の参入が増えており、その勢いは加速していると感じるイベントでした。今回のイベントで、北海道大樹町、和歌山県串本町以外に、福島県南相馬市もスペースポートを目指していることがわかり、今後、国東市も具体的な取り組みを始めたいと考えています。