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【No.30】国東半島芸術文化祭2025

ページID:0051916 印刷ページ表示 更新日:2025年10月6日更新

今月11日から来月30日まで、豊後高田市と共催で「国東半島芸術文化祭2025」を開催します。国東半島では2014年に、地域資源の魅力を現代アートの力を借りて広く発信しようと「国東半島芸術祭」が開かれ、現在は世界的に有名なアーティストの現代アート14作品が点在しています。しかしながら、これだけの作品が知られていないという現実がありますので、今回、現代アートと六郷満山文化を生かして、国東半島の魅力を発信する芸術文化祭を開催することになりました。

開催の目的は3つです。1つ目は、国東半島に点在する世界的なアーティストの作品や地域で暮らすアーティストの皆さんの作品を、日本はもちろん、世界に発信することです。この機会に国内外の観光客をお招きし、国東の魅力を知ってもらうとともに、地域経済の活性化に繋げたいと考えています。2つ目は、1300年の歴史を持つ六郷満山文化の魅力や地域の文化、豊かな食を多くの皆さんに体験してもらいたいと考えています。そして3つ目は、子どもたちに地域の持つ素晴らしい芸術文化や歴史に触れる機会をつくることです。様々なプロジェクトを通じて、国東の子どもたちが感性を養い、新たな価値観を発見することを願っています。

シンボルマークは、両子山を中心に放射状に広がる28の谷を表現したデザインです。谷は国東に住む私たちの営みの場であり、六郷満山文化を生み育んで来た場所です。

芸術文化祭のコンセプトは「分かちあう 認めあう 世界は晴れる。」国東半島が持つ精神文化は1300年の時を超え、今もなお私たちの心に根ざしています。「神仏習合」の精神には、異なるものを認め合う寛容性や、あらゆるものを受け入れる包摂性があり、今の世界が抱える「排他的・不寛容・分断・孤独」を解決するヒントがあります。異なる価値観や文化の違いを認め合えた時に、人々の心に優しさが生まれ、心の晴れ間を生み出していく。そんな想いを様々なプロジェクトを通して届けたいと思っています。期間中のイベントやプログラムを市報や国東半島芸術文化祭公式ホームページ、インスタグラム等でご確認いただき、ぜひ体験してくださいね。