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国東市は今年、市制施行20周年という節目を迎えます。人口減少をはじめとする地域課題を解決するために、今年は次の10年に向けて、どのような政策を行うべきか、さらに明確にして、取り組んでいきます。
第一は、人口減少対策です。昨年から「子育て支援策の強化」や「Uターンの促進」、「医療従事者の人材確保策」など、少子化対策、人口減少対策を強力に進めていますが、今年は、これらの取り組みの幅を、介護人材や教育人材をはじめ、産業人材、農業人材の確保など、更に広げていきたいと思います。
第二に、人口減少や地域の衰退を止めるためには産業の振興が重要です。昨年の国東半島芸術文化祭で得られた経験を基に、今年は、さらに新しい価値を生み出す観光施策を考えて行きたいと思います。
また、基盤産業である製造業については、各企業の収益力を伸ばすため、企業同士の連携やイノベーションによる高付加価値な製品開発や企業力の強化にも取り組みます。また、基幹産業である農業は、従事者の高齢化が進んでいることから、企業の農業参入による耕作放棄地の活用や、小規模農業への支援策を拡充することで、これまで農業を支えてこられた皆さんの農地を次世代に繋げられるように取り組んでいきたいと考えています。
第三は、地域運営組織です。人口減少と高齢化が進む中で、地域のことを、地域の住民が決めていく新しい仕組みをつくり、本市の強みである支え合い活動も活かしながら、市民の皆さんが安心して暮らしていける地域をつくります。
そして、最後に宇宙港です。米国のシエラ・スペース社が、今年、米国で宇宙往還機ドリームチェイサー初号機の打ち上げを予定しており、これが成功しますと、将来、大分空港をアジアの拠点とした運用が始まる予定ですので、将来の宇宙港を見据えたまちづくりを、具体的に進めていきたいと考えています。
今年も時代の変化を的確に捉え、新たな発想のもと果敢に挑戦することで、皆さんと一緒に国東市の次の10年をつくっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。