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【No.7】くにさきの実りの秋、芸術の秋、文化の秋は、驚きの秋!

ページID:0202311 印刷ページ表示 更新日:2024年2月7日更新

   国東の10月は、秋のイベントが目白押し。10月1日は「くにさき食の祭典T-1イベント」がアストくにさき駐車場で開催されました。市内の飲食店を中心に21の出店が並び、国東の山海の幸や名物料理を買い求める大勢の人でにぎわいました。約半数は市外からの来場者であり、国東の美味しいものが、多くの人に認められていることを実感しました。

   10月8日は、第25回大分県民芸術文化祭の開幕行事が、大分市以外では初めて、国東市のアストホールで行われました。昨年4月に旗揚げした「国東えんげき工房」の皆さんが、半年間、稽古してきた「ブンナよ、木からおりてこい」には、佐藤樹一郎知事も訪れ、団員の熱い思いが伝わる素晴らしい舞台でした。

   10月13日には「三浦梅園生誕300年記念講演会」が、安岐町中央公民館で開催され、安岐中央小学校、安岐中学校の児童・生徒による発表と講演会が行われました。別府大学特任教授の飯沼賢司氏は「梅園先生の地域創生への挑戦」という話の中で、古代以降、国東、つまり「くにのさき」は辺境の地であり、異文化が接する文化のクロスロードと位置付けた上で、梅園先生の壮大な哲学は、地域への愛と誇りが根底にあり、幕府や藩主導ではない地方創生に似ていると話されました。現代に例えれば、国や県に頼らず、地域に暮らす私たち自らが、国東の魅力を高めていくことの必要性を感じました。また、新しいものを積極的に取り入れる「くにのさき」として、今は「宇宙港」の実現に取り組んでいることもふに落ちました。

   10月14日は国選択無形民俗文化財で奇祭として知られるケベス祭に行きました。新型コロナの影響で参拝客を入れての祭りは4年ぶり。木彫りの面を着けたケベスと当場(トウバ)の火をめぐる激しい攻防の後、当場たちは燃えるシダの束を差(さす)又(また)に突き刺し、その火の粉を参拝客に振りまきます。火の粉を浴びると無病息災と言われていますが、降り注ぐ火の粉と逃げ惑う参拝者の姿は、祭りの起源は「謎」としても、世界が驚く祭りであると実感しました。​


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