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国東市歴史体験学習館では、『弥生のムラ 歴史講座』、『古代かずら工芸講座』、『古代編物講座』、『古代土器づくり講座』、『古代とんぼ玉講座』、『古代石がま料理講座』、『たたら製鉄講座』の7つの講座を例年行っています。
本年度から『弥生のムラ 歴史講座』、『古代石がま料理講座』の講座を再開しています。
第9回古代編物講が行われ、14名の講座生が参加しました。先月に引き続き、雛節句の展示に向けた雛飾りづくりを行いました。
七島藺を使用したアンギン織の完成品にお雛様・お内裏様の顔をつけ、裾や首元にリボン結びの装飾をしたりして組み立てていました。
第9回土器づくり講座が行われました。
参加者は4名で、雲南焼きに向け、各自で作品作りに取り組みました。
第9回とんぼ玉講座が8人の参加で行われました。1年生は前回作成したレース棒を使った玉作りの作成、3年生は前回に続き「水中花」を作成しました。皆さん個性にあふれたとんぼ玉が出来ました。
第9回古代石がま料理講座が行われ、22名の講座生が参加しました。石がまを使用して、さけのホイル焼きを作っていました。また、ごぼうと三つ葉のすまし汁・ぜんざいを作っていました。メニューごとに分担して作業することで、時間内にスムーズに調理できていました。
第9回たたら製鉄講座が行われました。
参加者8名で、元大工の方を中心に手際よく、セメントと砂に水を入れてよくこね、板で囲んだ四角の部分にセメントを入れ表面をならし、炉の基礎の部分が完成しました。次に、国見の赤根に移動し、刀匠:行平鍛冶跡の鬼ヶ城に上りました。杉林の険しい斜面をロープにつかまりながら、やっとの思いで鬼ヶ城にたどり着きました。大岩の間の1枚岩の空間に行平が一人でこもって刀を打ち続けた鍛冶場跡を見学しました。